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マーキングフィルムとは?

こんな人にオススメな記事です!

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ライター:
しばた

今回は電飾看板や、ウィンドウサインなどに良く使用されるマーキングフィルムについて解説していきます。

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クラフトです。

今回の看板ブログは

『マーキングフィルムとは?』

といったテーマで書いていきたいと思います。

窓ガラスに貼る広告や装飾には欠かせないマーキングフィルムですが

『どんな場所に適しているの?』
『どんな種類があるの?』

といった疑問も出ることがあるかもしれません。
よろしければぜひチェックくださいませ!

街で見かける看板のほぼ全ての製作を賜っております!
ぜひ製作実例もご覧くださいませ!

施工実例一覧はこちら

マーキングフィルムとは?

マーキングフィルムとは、色付きの塩化ビニールシートの総称です。窓ガラスやアクリル板、内照式の電飾看板などに貼る、装飾や広告として幅広く利用されています。

アルミ複合板説明画像

マーキングフィルムには「薄い・伸縮性がある」「屋内用・屋外用がある」「発色が良い」「種類が豊富」という、4つの特徴があります。

1.薄い・伸縮性がある

マーキングフィルムは、一般的な看板に使用されるインクジェットシートよりも薄いため、曲面にも貼りやすくなっております。

2.屋内用・屋外用がある

マーキングフィルムには屋外用と室内用があり、それぞれ耐候年数が異なってきます。 屋内用よりも屋外用の方が耐候性に優れており、耐候年数も長くなります。 耐候性とは、屋外使用時に変形・変色・劣化などを起こしにくい性質のことを言います。 屋内用の耐候年数は約3年程度、屋外用は約5年程度~約8年程度となっており、屋外用は種類によって耐候年数が変わってきます。 また、耐候年数が長くなるのに比例して、料金も高くなります

3.発色が良い

マーキングフィルムは一般的なインクジェット違い、シート自体に色がついているので、印刷ムラがなくイメージに近い仕上がりにすることが可能です。

4.種類が豊富

マーキングフィルムは見た目に工夫を凝らしたものがとても多いです。ツヤがあるもの、マットなもの、透過性の高いものなど様々な種類があります。用途や好みによって、幅広く使い分けることが出来ます。

カッティングシートとマーキングフィルム

ウィンドウサインに貼るシートと言えば、『カッティングシート』という言葉をよく耳にするかと思います。

「カッティングシートとマーキングフィルム見た目は同じだけど何が違うの?」と思う方もいらっしゃるかと思います。

カッティングシートとは中川ケミカルというメーカーの商品名で、マーキングフィルムの中でも最も多く利用されることが多いため、 マーキングフィルム=カッティングシートというイメージが定着してカッティングシートと呼ばれるようになっていったと言われています。

基本的にマーキングフィルムは商品名で呼び分けられることが多く、カッティングシートの他にもダイナカルシートや、スコッチカルなどと呼ばれる種類があります。

つまり、カッティングシートはマーキングフィルムの中の1種類で、同じものだと言えます。

どんな種類があるの?

最初に説明させていただいたようにマーキングフィルムには屋内用と屋外用があります。他にも、透明で光を通す電飾用マーキングフィルムと呼ばれる種類もあり、 内照式の電飾看板によく利用されています。また、電飾用マーキングフィルムにも屋内用と屋外用があり、屋外用の方が耐候年数が長いです。

また、電飾用マーキングフィルムの他にも、メタリックな質感のシートや、キラキラしたラメが入ったグリッターシート、光が当たると反射する反射シートなど様々な種類のマーキングフィルムがあります。 クラフトではお客様のイメージに合った商品をご紹介さしていただきますのでお気軽にご相談ください

どんな場所に適しているのか

マーキングフィルムはインクジェットシートと同様に表面が滑らかで凹凸のない素材に貼ることに適しています。 例えば、ガラスやプラスチック、アクリル板などがあげられます。
逆にコンクリートや布類、塗装加工のされていない木材など、表面にざらつきや凹凸がある素材には適しておりません。

街中では店舗や病院の窓ガラスにある営業案内などの装飾や、飲食街などにある光る看板などに使用されていることが多いです。

■マーキングフィルムの施工事例

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マーキングフィルムのメリットとデメリット

マーキングフィルムにはどんなメリットとデメリットがあるか見比べていきましょう。

メリット

1.屋外耐候性に優れている

多くのマーキングフィルムは、雨や風、紫外線など屋外環境に強い特長を持っています。看板の仕様や設置されている場所・地理的条件にもよりますが、約5~7年と長期使用が可能なので、屋外看板などに用いる事ができます。

2.鮮やかな発色で視認しやすい

単色ではありますが色の種類が豊富な為、理想に近い色を選択する事ができます。そして、フィルム自体にあらかじめ色が付いている為、塗装と違い色ムラやはみ出す事がありません。また文字やロゴを切り抜いて貼れば、下地の素材・色を活かした看板を作成することができます。

3.様々な場所に貼り付けることができる

マーキングフィルムは、非常に柔らかく柔軟性があるので、ガラス・アクリル・プラスチック・ステンレスなど様々な場所に貼付けることができます。しかし、表面に凹凸が激しかったり、ざらざらしていると貼り付けることが難しいので、その場合はアルミ複合版やアクリル板などの平滑な板材に貼ってから看板を設置します。

4.豊富なバリエーション

単色・メタリック・蛍光・透明など様々なバリエーションがある為、表現の範囲が広がります。お客様のイメージに近い看板を制作することが可能です。

デメリット

1.細かい部分の製作が難しい

細かすぎる部分はどうしても接着面が少なくなるので、密着性・耐久性が低くなってしまいます。なので、屋外看板で使用するなど常に外気に触れる場合は、ある程度の大きさが必要となってきます。またカットにあたり1つのパーツ同士の距離が狭すぎたり、連結部分の長さが短かったり、鋭角な図形は対応できない場合もありますので、こちらでカットのできる形に変更させていただくこともございます。

2.インクジェット印刷と比べると表現が限られる

マーキングフィルムはシート自体にそれぞれ色がついており、印刷のようにグラデーションができなかったり、商品にない色にすることはできません。なので、グラデーションや淡い色味などをご希望の場合はインクジェットをお勧めしております。

3.インクジェット印刷に比べて料金が高くなる

インクジェット印刷は印刷したシートをそのまま貼ることができますが、マーキングフィルムは、シートを希望の形にカットし、カットしたシートにリタックシートを重ね、貼付の際に裏面(接着面)のフィルムを剝がして、リタックシートに必要な部分のみを移し施工面に貼り付けます。そして最後にリタックシートを剥がして完成となります。このようにマーキングフィルムはインクジェットシートよりも貼り付けるまでの作業工程が多くなる為、作業量に応じて料金も高くなります。

まとめ

ということで、今回はマーキングフィルムについて解説してきました。
マーキングフィルムは耐候性に優れていて、屋内用と屋外用では耐候年数が変わってくる色や透明度、模様などの種類も豊富で色ムラがなく、イメージに近い看板を制作することができるというとても素敵な素材だということが分かりました。
しかし、その反面グラデーションなどの滑らかなデザインはできない使える色に限りがあるというデメリットもありましたね。

マーキングフィルムを使用する際にはこのような特徴を考えておくとイメージに近い看板を製作することができるかと思います。

また、マーキングフィルムは使用する色の数によって料金が変わってきます。そのためお見積もりをする際にご希望のデザインなどございますと、よりスピーディかつ正確にお見積もりをすることが可能です。

クラフトでは、お客様のご希望のイメージに合わせた最適の素材をご提案させていただきますので、どんな素材が適しているのかわからない方もお気軽にご相談ください